家具や大きな家電、かさばる衣類を送りたいとき、160サイズの箱では少し足りないことがあります。そこで候補になるのが、三辺合計を170cm以内に収めた大型ダンボールです。
ただし、コンビニで見かける宅配箱は小型が中心。ホームセンターでも160サイズまでの品ぞろえが多く、170サイズは売り場を何軒か見ても見つからない場合があります。また「170サイズ対応」と書かれた箱でも、配送会社によって運賃区分が違う点には注意が必要です。
この記事では、1枚だけ急いで欲しい場合と、複数枚を送料込みで買いたい場合に分けて販売先を整理しました。箱を買ったあとで荷物を送れない事態を避けるため、外寸、強度、配送規格の見方も一緒に紹介します。
- 170サイズのダンボールを探しやすい実店舗
- 公式通販や梱包資材専門店の販売例
- ヤマト・ゆうパック・佐川のサイズ区分の違い
- 大型荷物に合う厚さと内寸の選び方
170サイズのダンボールはどこで売ってる?販売先を調査
大型箱は、一般的な文具売り場よりも梱包資材を広く扱う店が有力です。店頭購入の可能性がある場所から、寸法を指定しやすい通販まで順に見ていきます。
シモジマは大型箱の店頭候補
包装用品の専門店シモジマは、宅配箱、引っ越し用品、緩衝材までまとめて探せる販売先です。一般的なホームセンターより箱の種類が細かく分かれているため、170サイズを1枚単位で探したい人は、近隣店舗へ寸法と在庫を尋ねる価値があります。
オンラインで見つかるシモジマの販売例には、外寸60×60×42cmの3枚セットがあります。三辺の合計は162cmなので「170サイズ」の範囲に入る設計です。ただし、オンライン掲載品が各店舗に常備されているとは限りません。問い合わせる際は「170サイズ」だけでなく、「60cm四方に近い大型A式箱」など、必要な外寸も伝えると話が早くなります。
実物を見て1枚だけ買いたいなら、包装資材専門店が第一候補です。箱は持ち帰るときも大きいため、車に積めるかまで考えておくと安心です。
カインズやコーナンは店舗差が大きい
カインズ、コーナン、DCM、コメリなどのホームセンターでは、梱包用ダンボールを扱っています。ガムテープやプチプチが並ぶ梱包用品売り場、資材館、引っ越し用品の一角が探す場所です。ただし定番は100〜140サイズ前後で、160サイズを超える箱は大型店でも種類が限られます。
近くの店舗で探すなら、売り場へ出向く前に商品検索や電話で「三辺合計170cm以内」「外寸の希望」「必要枚数」を伝えるのが現実的です。「一番大きい箱はありますか」だけでは、160サイズ品を案内されることがあります。サイズ名称より外寸を伝えるのがポイントです。
店舗検索で商品が出ないときは、資材館を併設する郊外型店舗に対象を絞ります。平らな状態でも一辺が長く、通常店では陳列スペースを取りやすい商品だからです。取り寄せの可否、入荷までの日数、ばら売りかセット販売かも一緒に聞いておくと、別の店と比べやすくなります。
ホームセンターでは、展示・納品で使った空き箱を譲渡している場合もあります。しかし大きさや強度を選べず、汚れや折れもあるため、発送用には新品の箱を優先したほうが無難です。
ASKULでは170サイズ品を比較できる
ASKULの公式通販では「ダンボール 170サイズ」の検索結果があり、シモジマの60×60×42cm品や、ロジマートの大型箱などを比較できます。ロジマートの販売例は外寸680×475×485mm、三辺合計164cm、厚さ5mmの5枚セット。衣類や雑貨、小型家具の梱包を想定しやすい寸法です。
ASKULのロジマート170サイズ商品ページには、外寸だけでなく内寸670×465×470mm、材質K5 AFなどの情報も掲載されています。入れたい物の実寸に緩衝材の厚みを足し、内寸に収まるかを比べられるのが通販の利点ですね。
なお、このロジマート品は直送商品で、商品ページには一般住宅へ配送できず、届け先で屋号・会社名を確認できる看板が必要と記載されています。個人宅で受け取りたい人は、同じ寸法でも配送条件の異なる商品を選び、注文前に対象地域と届け先条件を見てください。
この例では外寸合計が164cmなので、名称上は170サイズでも上限まで6cmの余裕があります。底へ緩衝材を敷くと中に使える高さはさらに減るため、品物の高さだけで470mmぴったりを選ぶのは避けます。ふたを無理に押さえず閉じられる内寸か、向きを変えた寸法も紙に書いて試算すると失敗しにくいです。
外寸と内寸は別物です。配送サイズは梱包後の外寸で判定され、中に入る大きさは内寸で決まります。商品ページでは両方を見比べてください。
ダンボール専門通販は寸法が豊富
アースダンボールやダンボールワンなどの専門通販では、宅配170サイズとして多様な縦横比の箱が販売されています。三辺合計が同じでも、背が高い箱、横長の箱、立方体に近い箱では入る物がまったく違います。一般的な通販で見つからない形状を探すときに強い購入先です。
たとえば衣装ケースに近い横長の物、観葉植物の鉢を囲う縦長の物、複数の商品をまとめる箱では必要寸法が変わります。専門店なら商品番号、外寸、内寸、材質、フルート、重量などが示されているため、同じ170サイズ内で候補を絞れます。
オーダーメイド対応の店もありますが、既製品より納期と最低枚数が増える傾向があります。発送が1回だけなら、必要寸法に最も近い既製箱を選び、余った空間を紙緩衝材で埋めるほうが手軽です。反対に同じ製品を継続発送する事業用途では、箱を小さくできれば毎回の運賃や緩衝材も減らせるため、特注寸法を相談する意味が出てきます。
専門通販では1枚から買える商品と、5枚・10枚などのセット品があります。商品代だけでなく大型送料を含む合計で比べることが大切です。
モノタロウなどの資材通販も大型ダンボールの候補です。法人や個人事業で繰り返し発送する場合は、複数枚セット、材質、納期をまとめて比較しやすいでしょう。検索時には「170サイズ 段ボール」のほか、必要な外寸をミリ単位で入力すると似た箱を拾いやすくなります。
一方、1枚だけ必要な人にとっては、商品単価が安く見えても入数と送料が負担になりがちです。保管中の大型箱は湿気を吸いやすく、平らに畳んでも場所を取ります。今後使う予定が曖昧なら、まとめ買い価格より必要枚数で買えることを優先したほうが無駄を抑えられます。
「170サイズ」と表示されない箱でも、外寸の三辺合計が161〜170cmなら同じ範囲です。ただし、配送会社の料金区分は次章のとおり一致しません。
170サイズのダンボールはどこで売ってる?規格と選び方
箱が見つかったら、発送方法と中身に適した仕様かを確かめます。大型荷物は箱代より運賃が高くなることも多いため、数センチの差や補強後の膨らみを軽く見ないことが大切です。
ゆうパックは170サイズが上限
日本郵便のゆうパックは、一般的に三辺合計170cm以下を最大サイズとして扱います。そのため「宅配170サイズ」の箱は、ゆうパックの上限に合わせて探す人が多い商品です。箱の外寸合計が170cmちょうどでも、テープの重なり、ふたの浮き、緩衝材で生じる膨らみがあると上限を超えるおそれがあります。
上限ぎりぎりの箱は、梱包を終えてから最も膨らんだ部分を測るのが安全です。長さ・幅・高さを直方体として測り、持ち手や突起が外へ出ないように整えます。重量上限も別にあるため、本や工具のような重い物はサイズだけで判断できません。
測る位置によって数値が変わるときは、各辺で最も長い場所を採用します。箱の中央が膨らんでいるなら、端の折り目ではなく膨らみを含めた長さです。巻尺を斜めに当てず、床と平行・垂直になるように測ると誤差を抑えられます。営業所へ持ち込む前に、合計値と重量をメモしておくと料金も予想しやすくなります。
箱の商品名が170サイズでも自動的に発送可能になるわけではありません。最終的には、荷物を詰めて閉じた状態の外寸と重量で判定されます。
ヤマト宅急便では180サイズになる
ヤマト運輸の宅急便には170サイズ区分がなく、160cmを超えて180cm以内の荷物は180サイズです。ヤマト運輸の宅急便サイズ案内では、180サイズは三辺合計180cm以内・30kgまでと示されています。つまり、市販の170サイズ箱は外寸と重量が規定内なら送れますが、運賃は180サイズとして計算されます。
フリマアプリなどで送料を先に見積もるときは、商品ページの「170」という表示をそのままヤマトの料金表へ当てはめないでください。160サイズより一段上がることで送料差が生じます。利用する配送会社の区分名に読み替える必要があります。
ヤマトでは1辺の長さに関する条件もあります。極端に細長い箱や、上下を逆さまにできない荷物は、三辺合計だけでなく個別条件まで見ておきましょう。
佐川は飛脚ラージサイズ宅配便を検討
佐川急便の飛脚宅配便は三辺合計160cm以内が基本範囲で、それを超える大型荷物は飛脚ラージサイズ宅配便の対象になります。170サイズ箱を使う場合は、通常の「宅配便」の延長と考えず、大型便の料金表や受付条件を基準にします。
営業所へ持ち込む予定なら、中身、梱包後の寸法、重さ、送り先を伝えて料金を見積もると確実です。集荷を依頼する場合も、最初から大型サイズだと伝えるとやり取りがスムーズ。配送会社ごとに区分が異なるため、箱を買う前に発送サービスを決めると選び直しを避けられます。
厚さ5mmと材質を中身で選ぶ
170サイズは面積が大きく、同じ材質でも小箱より面がたわみやすくなります。衣類やぬいぐるみのように軽い中身なら標準的なAフルートが候補ですが、食器、機械部品、本をまとめて入れる場合は、より強度のある材質や二重構造の箱も検討したいところです。
商品説明では、厚さだけでなく表裏のライナー材質や中芯、耐荷重の目安を見ます。底面はH貼りにし、重い物を一か所へ集中させず、すき間へ緩衝材を詰めます。古い箱の再利用は節約になりますが、折り目が柔らかい、湿気を含む、穴がある箱は大型発送には不向きです。
底へ一枚板状のダンボールを敷く補強もありますが、その分だけ重量と内寸が変わります。中身が割れ物なら、箱を強くするだけでなく個々を包み、互いにぶつからない配置が必要です。箱を振ったときに中身が動く状態のままテープを貼らず、四隅や上面の空間も埋めます。
重い中身を大箱へ詰め込みすぎないことも重要です。サイズ上限内でも重量超過や底抜けの危険があり、持ち上げる人の負担も大きくなります。
送料と必要枚数を合計して選ぶ
購入先を比べるときは、1枚価格、入数、配送送料、自宅までの持ち帰り手段の4点を並べます。実店舗の箱が少し高くても、1枚だけ買えて大型送料がかからなければ総額は安くなるかもしれません。反対に5枚以上使うなら、専門通販のセット品が有利になりやすいです。
箱を保管できる場所も費用の一部と考えると判断しやすくなります。170サイズを組み立てるには広い床が必要で、未使用品も湿気と直射日光を避けて立てておく場所が要ります。注文前に内寸・外寸・入数・送料をメモし、同じ条件で比べてください。
170サイズのダンボールはコンビニで買えますか?
コンビニで販売される箱は小〜中型が中心で、170サイズの常備は期待しにくいです。包装資材専門店、大型ホームセンター、通販を優先すると探しやすくなります。
160サイズの箱を継ぎ足して170サイズにできますか?
継ぎ足しは強度低下や寸法超過につながります。配送会社が受け付ける梱包状態かも含め、できれば必要寸法の新品箱を選ぶのが安全です。
170サイズ箱は引っ越しにも使えますか?
衣類や寝具など軽くてかさばる物には使えます。重い物を大量に入れると運搬しにくく底抜けしやすいため、小さな箱へ分けるほうが向いています。
170サイズのダンボールはどこで売ってる?購入先まとめ
店頭ならシモジマなどの包装資材専門店が有力で、大型ホームセンターも候補になります。通販ではASKUL、梱包資材専門サイト、モノタロウなどで外寸や材質を比べられます。急ぎの1枚は店頭、形状を細かく選びたいときや複数枚なら通販、と分けると探しやすいでしょう。
購入時に見るべきなのは「170サイズ」という名称だけではありません。中身が収まる内寸、梱包後に判定される外寸、箱の厚さと強度、必要枚数までそろえて判断します。配送区分は、ゆうパックでは170サイズ上限、ヤマトでは180サイズ、佐川では大型便側と異なります。
先に発送会社と荷物の実寸を決め、箱には数センチの余裕を持たせましょう。上限ぎりぎりなら梱包後にもう一度採寸すれば、窓口でサイズ超過に気づくリスクを減らせます。

