オリジナルTシャツを作りたい、子供の持ち物に名前を可愛く書きたい、そんな時に必要になる布用絵の具ですが、いざ探そうと思うとどこに売ってるのか迷ってしまうことはありませんか。
近所のダイソーやセリアといった100均で手軽に済ませられるのか、それともユザワヤのような専門店に行くべきなのか、売り場を回る前に知っておきたい情報は山ほどあります。特に洗濯した時の色落ちや耐久性、子供が使っても安全な無毒タイプがあるかなど、用途によって選ぶ基準も変わってきますよね。
また、専用の絵の具ではなくアクリル絵の具で代用できるのか、ペンタイプの方が使いやすいのではないかといった疑問も尽きません。
この記事では、私が実際に調べた市場の状況や製品の特性をもとに、皆さんの目的にぴったりな購入場所と選び方をナビゲートします。
- ダイソーやセリアなどの100均と手芸専門店の品揃えの違いがわかる
- 洗濯しても落ちない耐久性の高い絵の具や安全な製品の選び方を学べる
- 通販で人気のかけるくんや手軽なペンタイプのメリットを比較できる
- アクリル絵の具を代用する方法や失敗した時の対処法を理解できる
布用絵の具はどこに売ってる?専門店や100均を比較
「布用絵の具 どこに売ってる」と検索してこのページに辿り着いた皆さんが一番知りたいのは、やはり具体的な販売店舗とその特徴だと思います。実は、布用絵の具は「とにかく安く試したい」のか「本格的な作品を作りたい」のかによって、行くべきお店が全く異なります。ここでは、身近な100円ショップからプロ御用達の画材店、そして便利な通販サイトまで、それぞれのチャネルで手に入る商品の傾向と在庫状況を詳しく解説していきますね。
100均のダイソーやセリアで買える種類
まず最初にチェックしたいのが、私たちの生活に欠かせない100円ショップです。「布用絵の具」と検索すると、ダイソーやセリアの名前が必ずと言っていいほど上位に上がってきますよね。実際に店舗を覗いてみると、その充実ぶりに驚かされることがあります。
ダイソーでは、単に「布に描ける絵の具」としてアクリル絵の具が置かれているだけでなく、それを活用するための周辺道具が非常に充実しています。例えば、私が特に便利だと感じたのがステンシル用スポンジです。筆で描くとどうしてもムラになりがちな布へのペイントですが、型紙を使ってポンポンと叩くように色を乗せるステンシル技法なら、初心者でも売り物のような仕上がりが期待できます。また、ダイソーの水彩パレットは軽量で使い勝手が良く、野外イベントやちょっとしたワークショップで使う際にも「十分すぎる働きをする」と評判です。
一方、セリアはもう少し「デザイン性」や「おしゃれさ」に特化したラインナップが魅力です。特に注目したいのが、布用染色ペン(布に描けるカラーツインマーカー)の存在です。これはチューブ入りの絵の具ではなく、サインペンのように直接布に書き込めるタイプで、準備や片付けの手間がほとんどありません。
セリアの「中間色」がすごい!
セリアのマーカーは、単なる赤や青といった原色だけでなく、「ダークグレー」「オリーブ」「ストロベリーピンク」といったニュアンスカラー(中間色)が展開されています。100均アイテムとは思えない落ち着いた色味は、大人のハンドメイド作品にも違和感なく馴染みますよ。
ただし、100均のアクリル絵の具を布に使う場合、専用品に比べると乾いた後にゴワつきが出たり、発色が少し弱かったりすることもあります。「まずはお金をかけずに試してみたい」「子供の夏休みの工作で少し使うだけ」という場合には、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
ホームセンターの売り場とカインズの在庫
次に、DIYの強い味方であるホームセンターを見てみましょう。カインズやDCMといった大型店舗では、100均とはまた違った「実用性」重視のラインナップが見られます。
ホームセンターの画材・塗料売り場に行くと、20ml程度の小さなチューブだけでなく、100mlやそれ以上の大容量ボトルを見かけることがあります。例えば、カインズなどで取り扱われている「布用絵具ソーソフト(SoSoft)」や「フィンガーペイント」用の大きなボトルです。これは、Tシャツにワンポイントを描くというよりは、家具の布張り部分を補修したり、大きな旗や横断幕を作ったりといった、広い面積を塗るDIY用途を想定しているからだと考えられます。
ホームセンターで購入するメリット
- 大量に必要な場合、単価が安くなるケースがある
- DIYコーナーで刷毛やマスキングテープなど関連資材も一緒に揃う
- 「無毒」などの安全性表示が明確な商品が多い
特にDCMのオンラインショップなどでは、商品タグに「#無毒」「#アクリルペイント 無毒」といったキーワードが付与されていることがあります。これは、室内でペットを飼っているご家庭や、小さなお子様と一緒に作業をするファミリー層にとって、非常に重要な安心材料になりますよね。
ユザワヤなどの手芸店にある本格派の種類
「失敗したくない」「長く使える良いものを作りたい」と考えるなら、やはりユザワヤや世界堂といった専門店に足を運ぶのが正解です。ここには、プロも使用する高品質な布用絵の具がずらりと並んでいます。
専門店で最もよく見かけるのが、ターナー色彩の「布えのぐ」です。これは業界のスタンダードとも言える商品で、最大の特徴は「熱処理が不要」である点です。従来の布用絵の具は、描いた後にアイロンをかけて定着させる必要がありましたが、この商品は乾燥させるだけで耐水性になり、洗濯も可能になります。アイロンがかけにくい上履きや帽子、あるいは熱に弱いポリエステル素材の衣装などにも使えるため、制作の幅がグッと広がります。
また、ユザワヤでは「ファブリックファン 布描きえのぐ」シリーズのように、メタリック色や蛍光色など特殊な色が揃っているのも魅力です。さらに、本格的なプリントTシャツを作りたい人向けに、簡易シルクスクリーンキット「Tシャツくん」のインクやスクリーンも取り扱われています。
| 店舗タイプ | 主な取扱商品 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 手芸・画材店 | ターナー布えのぐ、ペベオ | クオリティ重視、特殊な生地に描きたい人 |
| 100円ショップ | 布用マーカー、アクリル絵の具 | コスト重視、お試し、子供の工作 |
| ホームセンター | 大容量ボトル、無毒タイプ | DIY、広範囲の塗装、安全性重視 |
世界堂のような画材店では、定価の20%OFF程度で販売されていることも多く、実は専門店で買った方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。「良い筆」を一緒に選べるのも、専門店ならではのメリットですね。
通販で人気のかけるくんはセットがお得
実店舗ではありませんが、検索結果や口コミで圧倒的な支持を集めているのが、ネット通販を中心に展開している「布用絵の具 かけるくん」です。もし近くに大きな手芸店がない場合は、Amazonや楽天でこれを探すのが一番の近道かもしれません。
「かけるくん」の最大の特徴は、その名の通り「染め」に近い感覚で使えることです。一般的なアクリル系の布用絵の具は、布の表面に樹脂の膜を作るため、どうしても描いた部分が少し硬くなってしまいます。しかし、「かけるくん」は繊維に染み込むように定着するため、生地の風合いを損なわず、柔らかい仕上がりになります。
通販で「かけるくん」が選ばれる理由
- お試しサイズが豊富: 20gの少量パックから販売されており、無駄がない
- セット販売がお得: 蛍光7色セットや基本色セットなど、まとめ買いの選択肢が多い
- レビューの信頼性: 楽天やYahoo!ショッピングで多数の高評価レビューがあり、購入前に仕上がりをイメージしやすい
クラスTシャツやイベントグッズを大量に作る際も、100g単位の大容量パックが容易に入手できるため、幹事さんや作家さんからの指名買いが多いのも納得です。
手軽なペンタイプやマーカーの選び方
絵の具と筆を用意して、パレットに出して……という作業が億劫な場合や、もっと手軽に文字や線画を描きたい場合は、ペンタイプやマーカータイプが最強の選択肢です。
先ほど紹介したセリアの「布用染色ペン」も優秀ですが、文具メーカー各社からも高機能な布用マーカーが発売されています。選ぶ際のポイントは「ペン先の太さ」と「インクの種類」です。
例えば、上履きへの名前書きや、細かいイラストを描くなら、ペン先が硬めのツインタイプ(細字・太字)が便利です。一方で、広い面を塗りつぶしたい場合は、筆ペンのような形状になっているブラシタイプを選ぶと、ムラなく綺麗に塗ることができます。
ただし、ペンタイプは「混色ができない」というデメリットがあります。絵の具のように色を混ぜて自分だけの色を作ることは難しいため、最初から必要な色がセットになっている商品を選ぶのがコツです。手軽さはピカイチなので、絵の具のサブとして「黒の細ペン」を一本持っておくと、輪郭線を描いたり修正したりするのに非常に役立ちますよ。
布用絵の具がどこに売ってるか判明後の選び方
販売店ごとの特徴がわかったところで、次は「実際にどの商品を買えばいいのか」という選び方の核心に迫ります。布用絵の具 どこに売ってるかという疑問が解決しても、自分の用途に合わないものを買ってしまっては元も子もありません。ここでは、多くのユーザーが気にする「洗濯耐性」や「安全性」、「失敗した時の対処法」など、購入前に知っておくべき重要ポイントを深掘りします。
洗濯しても落ちない耐久性の高い商品は?
布に絵を描く以上、避けて通れないのが「洗濯」の問題です。「苦労して描いた絵が、一度の洗濯でボロボロになってしまった」という悲劇だけは避けたいですよね。耐久性の高い商品を選ぶためには、その絵の具がどうやって布に定着するのか、そのメカニズムを知っておく必要があります。
大きく分けて、布用絵の具には以下の2つのタイプがあります。
- 熱処理が必要なタイプ: アイロンの熱で樹脂を硬化させて定着させる。手間はかかるが、定着力は高い傾向にある。
- 自然乾燥でOKなタイプ: ターナーの「布えのぐ」や「かけるくん」など。化学反応により乾燥のみで耐水性になる。手軽で人気。
現在主流になりつつあるのは、やはり後者の「自然乾燥タイプ」です。しかし、いくら「洗濯OK」と書かれていても、洗濯機でガンガン洗えば摩擦で徐々に劣化します。私がおすすめする対策は、「裏返してネットに入れる」ことです。これだけで、絵柄への直接的なダメージを大幅に減らすことができます。
ドライクリーニングは要注意!
多くの布用絵の具は水洗いには強いですが、ドライクリーニング(有機溶剤)には弱い性質を持っています。大切にしたい作品ほどクリーニングに出したくなりますが、逆に溶けてしまう可能性があるので、洗濯表示タグには十分注意してください。
子供も安全に使える無毒なタイプの絵の具
夏休みの工作や、小さなお子様との手形アートなどで布用絵の具を使う場合、何よりも優先したいのが「安全性」です。子供は絵の具のついた手を口に持っていったり、皮膚に長時間付着させてしまったりすることがあります。
選ぶ際の基準として、「APマーク(ACMI)」や「CEマーク」などの国際的な安全基準を満たしているかを確認するのが確実です。また、DCMなどのホームセンターやECサイトでは、商品名や説明文に明確に「無毒」「有害物質不使用」と記載されているものがあります。
例えば、ペベオのフィンガーペイント用絵の具などは、「3歳〜」と対象年齢が明記されており、皮膚に浸透しにくい成分で作られています。さらに、「苦味成分」が配合されていて、誤飲を防ぐ工夫がされているものまであります。「子供用だから安いものでいい」と100均で済ませるのも一つの手ですが、肌に触れる可能性がある場合は、多少コストがかかっても安全性が保証されたメーカー製を選ぶのが、親心としても安心かなと思います。
アクリル絵の具を代用する際の注意点
「家に普通のアクリル絵の具があるんだけど、これを布に使っちゃダメなの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。結論から言うと、使えますが、そのままだとデメリットが大きいです。
一般的なアクリル絵の具をそのまま布に塗ると、乾いた後にプラスチックのようにカチカチに固まってしまいます。これを着るとゴワゴワして不快ですし、洗濯するとその硬さゆえに「ひび割れ」や「剥離」が起きやすくなります。100均のアクリル絵の具だけでTシャツを作ろうとして失敗するパターンの多くがこれです。
そこで登場するのが、「ファブリックメディウム(布用メディウム)」という魔法の液体です。
ファブリックメディウムの使い方
これは、普通のアクリル絵の具に混ぜるだけで「布用絵の具」に変身させる添加剤です。使い方は簡単で、「絵の具 2 : メディウム 1」くらいの割合で混ぜるだけ。これだけで、布への定着力が上がり、洗濯しても落ちにくくなり、さらに乾いた後の柔軟性も増します。
ターナーやアーテックから発売されており、価格も数百円程度です。もし手元に大量のアクリル絵の具があるなら、専用の布用絵の具を全色買い揃えるよりも、このメディウムを一本買う方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いですよ。プロの現場でもよく使われる裏技的な手法です。
失敗した時の落とし方と対処法
どんなに気をつけていても、作業中にうっかり服に絵の具がついてしまったり、描く線を間違えてしまったりすることはあります。「布用」という性質上、一度乾いて定着してしまうと、それを落とすのは至難の業です。だからこそ、スピード勝負の対処法を知っておくことが重要です。
- 乾く前なら: すぐに水と石鹸で洗い流してください。アクリル樹脂が硬化する前であれば、水で洗い流せる可能性が高いです。
- 乾いた後なら: 残念ながら、完全に元通りにするのは難しいです。しかし、酸素系漂白剤につけ置きしたり、除光液(アセトン入り)や専用のリムーバーを使ったりすることで薄くなることはあります。ただし、生地自体を傷めるリスクがあるため、最終手段と考えてください。
「失敗した!」と思ったら、無理に消そうとせずに、その上から濃い色で塗りつぶして新しいデザインにしてしまうか、100均のアイロンワッペンなどを貼って隠してしまうのが、精神衛生上もっとも良い解決策かもしれません(笑)。
黒い布にも描ける白や金色の発色について
最後に、意外と落とし穴になりやすいのが「濃い色の布」への描画です。黒や紺色のTシャツやデニム生地に絵を描きたい場合、普通の絵の具では生地の色が透けてしまい、色が沈んで見えなくなってしまいます。
特に「白」の発色は鬼門です。100均の絵の具や通常の白では、何度重ね塗りしてもグレーっぽくなってしまい、パキッとした白にはなりません。ここでこそ、専門店の絵の具の実力が試されます。
ターナーの布えのぐには「ホワイト(濃)」という特別な色がラインナップされています。これは隠蔽力(下地を隠す力)が非常に高く、黒いTシャツの上でも一度塗りでハッキリとした白を発色します。また、ペベオの「不透明色(オパック)」シリーズや、セタカラーの「3Dブロードパール」なども、濃色生地に負けない強い発色を持っています。
もし黒いTシャツに金や銀、あるいは鮮やかな黄色などを乗せたい場合は、いきなりその色を塗るのではなく、一度「ホワイト(濃)」で下地を作ってから、その上に色を重ねるというテクニックを使うと、驚くほど綺麗に発色しますよ。
※本記事で紹介した「布えのぐ」などの詳細な仕様については、メーカーの公式サイト等で最新情報をご確認ください。(出典:ターナー色彩株式会社 公式サイト)
布用絵の具がどこに売ってるか総まとめ
今回は「布用絵の具 どこに売ってる」というテーマで、販売店の特徴から選び方のコツまでを網羅的に解説してきました。最後に、目的別のおすすめ購入ルートをまとめておきます。
| こんな人におすすめ | 行くべき場所 | 買うべきアイテム |
|---|---|---|
| とにかく安く、子供と遊びたい | ダイソー、セリア | 布用マーカー、ステンシルスポンジ、100均アクリル |
| 失敗したくない、Tシャツを作りたい | ユザワヤ、世界堂 | ターナー「布えのぐ」、ペベオ製品 |
| 大量に必要、柔らかい質感が好き | ECサイト(楽天・Amazon) | 「かけるくん」シリーズ |
| 手持ちの絵の具を活かしたい | 画材店、通販 | ファブリックメディウム + アクリル絵の具 |
布用絵の具は、単なる画材ではなく、既製品を「自分だけのオリジナル」に変えてくれる魔法のツールです。100均で手軽に始めるもよし、専門店でプロ仕様の道具を揃えるもよし。ぜひ、あなたの作りたいものに合わせて最適な売り場を選び、世界に一つだけの作品作りを楽しんでくださいね。

